クイーン メリー号

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数奇の運命をたどり、第二次世界大戦を生き延びた豪華客船。現在はロングビーチのクィーンウェイ湾に係留され、客室を利用したホテル、船内の設備を展示している博物館として利用されている。

  • 【ウェブサイト】 The Queen Mary
  • 【住所】 1126 Queens Highway • Long Beach, CA 90802
  • 【電話】 (877) 342-0738
  • 【営業時間】 毎日: 10:00AM~6:00PM。(船内のレストランにより異なる)
  • 【料金】Queen Mary Passport(船内見学)大人:$27.00、子供:$17.00。Royal Passport(船内見学+ダイアナ妃展)大人:$31.00、子供:$21.00。First-Class Passport(ガイド付きツアー+アトラクション)大人:$33.00、子供:$23.00。
  • 【駐車場】 最初の30分無料。31分~1時間まで$3.00。その後1日15ドル。
  • 【アクセス】 ロングビーチ ダウンタウン駅 (メトロ ブルー ライン) → Pacific & Ocean 停留所 (ロングビーチ トランジット パスポート) → Queen Mary 停留所 目の前

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クイーン メリー号の情報

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威風堂々とした伝統的デザイン

1936年に就航したイギリスの豪華客船クイーンメリー号。イギリス国王ジョージ5世の妃の名前を冠している。

イギリスのサウサンプトン、フランスのシェルブール、アメリカのニューヨーク間をつなぐ、大西洋横断旅客船として、同時期に就航した姉妹船クイーン エリザベスとともに活躍した。

その後、第二次世界大戦が始まると、軍に徴用され主に兵士の運搬船として使われることになった。船内は軍隊用に改装され、一度の航海で1万5千人の兵士を運ぶことができた。甲板には戦時中に搭載された機関砲がひとつ今でも残っている。

船の巡航速力は28.5ノット(52.8km/h)に達し、敵対するドイツの潜水艦Uボートは実質的に追いつけないほど速かった。

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広い船内(全長は310メートル)

その後、戦争が終わった後は、再び客船用に改装され、1967年に引退をするまで約20年ほど客船として活躍した。そのころから飛行機での旅行が主流となって、一定の役割を終えたこともあり、船自体も老朽化したことから売りに出され、ロングビーチに展示されることになった。

船内はとても広く、船頭から船尾まで歩くだけでも結構大変。甲板から船底の機関室まで全部で8階建てになっていて、それぞれのフロアーはさまざまな機能が搭載されている。

最上階のデッキからはロングビーチの街並みを一望できる。デッキでは操舵室内を見学できる。

一応舵もあってここで操船できるのだが、これだけ大きな船になると、実際に操舵しているのは地下の機関室。機関室にいる要員は外を見ることなくキャプテンの指示に従って舵を回すのみ。

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ホテルとして利用されている客室

現在でも客室をそのまま利用してホテルとして使われている。予約をすれば誰でも宿泊できる。もともとが客船なので、部屋としては狭めで料金的に見ると一般の高級ホテルに比べるとお得というわけではないが、客船に泊まったというイベント性がうけていて、今でも多くの人が利用する。

Sun Deckと呼ばれるフロアーでは、取材時には現代版イギリスの悲劇の王妃ダイアナ展が行われていた。規模はさほど大きくはないが、直筆の手紙や衣装、彼女の生前の活動の記録が展示されていた。

ドレスなども着用している写真とともに展示されている。テレビなどではかなり大柄な印象があったダイアナ妃であるが、実物大のドレスなどはごく普通サイズのイギリス女性。

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地下機関室の様子

ここアメリカはヨーロッパの王政に苦しんだ人々が新天地を求めて作った国であるので、当然のごとく皇室はないのであるが、不思議なことにイギリス王室、日本の天皇家、その他の諸外国のロイヤルファミリーに対する一定の敬意を持っている。

R Deckと呼ばれるフロアーでは、現役時に就航しているときに、さまざまなパーティーやショーなどが催されたであろう豪華客船らしいホール兼大食堂がある。今でもイベントなどで利用される。

豪華な船内にはレストラン、カフェ、バー、お土産物屋などもあって、時間に余裕があるなら、買い物や、ランチなどを楽しみたいところ。観光客が多い船内にあって、ホテルの宿泊客の中にはノートパソコンを持ち出して仕事をしている人や、デッキで一日読書にあてる人もいたりして、思い思いに時間を過ごしている。

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対岸から見るクイーンメリー全景

船の周囲にはロシアの潜水艦スコーピオンも展示されていて、船内を見学できる。狭い船内に機材がぎっしり。背が高い人は頭をぶつけるので注意。今は原子力潜水艦の時代になっていることもあって、非原子力潜水艦スコーピオンは1994年に退役しているが、現在は冷戦後の米ロ友好のために寄贈され、クイーン メリー号の横で博物館として停泊・展示されている。

また、敷地内にお化け屋敷もあって、子供たちには大変な人気。日米のお化けについての感覚の違いを見るのも興味深い。

冬季には屋外スケートリンク上も併設されたりして、さまざまなイベントも行われる。


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ロングビーチ周辺の地図

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