アーツ ディストリクト

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リトル東京からも程近いロサンゼルス ダウンタウン東側にアーツ ディストリクトと呼ばれるエリアがある。倉庫や工場が立ち並ぶ商業地区だが、ロサンゼルスの再開発で急激に変貌を遂げてきているエリア。

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アーツ ディストリクトの情報

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倉庫を改造した住居ロフト

ロサンゼルス ダウンタウン東部を南北に流れるロサンゼルス川と、平行して走るアラメダ ストリートの間にアーツ ディストリクトがある。

この辺りは、ロングビーチにあるロサンゼルス港に運ばれる大量の物資を都市部に運ぶための鉄道網が整備されているエリア。

かつては商工業が盛んだったエリアで、今でも南側はひっきりなしに大型トラックが行きかう倉庫街。ロサンゼルスダウンタウンの治安が悪化していた20年くらい前まではなんとも近寄りがたい、ちょっとおっかない雰囲気があるところだった。

いつしか、家賃が安い倉庫にアーティストたちが住み着き、広いアトリエとしても使用するようになっていた。多くのアーティストが集まってくるようになっていたこともあってエリア全体を指して、アーツディストリクトと呼ばれるようになっていた。

倉庫などの商業施設を住居とすることは法律で禁じられていて、アーティストたちはいわば違法状態だったのだが、1981年にロサンゼルス市が現状を追認する形で条例を改正し、住んでもOKになったことでこのエリアが変貌するきっかけになっていった。

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いたるところにアートがあふれる

当初はアーティストたちが自分たちの住環境を良くしようと努力していて、内装をいろいろ工夫したりしていた。アーティストたちがやることなので、なかなか かっこいい住空間になっていって、アーティストっぽいライフスタイルは都市生活者の一種の憧れにもなっていった。このような住空間はロフト(Loft)と呼ばれている。

今ではロサンゼルスの再開発計画ともあいまって、多くのデベロッパーが古い倉庫や工場を改造したり、新しいアパートや建売りを建設したりしている。以前は青空駐車場だったような場所が再開発されて街並みも大きく変化してきている。

もともとロサンゼルスの都心部で便利なところだということもあって、このようなロフトは値段が急騰し、今となってはもはや高級住宅地となった。このエリアに住む住民たちは年収も12万ドル以上(1500万円くらい)の富裕層が多いといわれている。

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地元のニュースにもなる壁画もある

周囲にはオシャレなカフェやバー、レストランなどが次々とオープンし、地元で話題になる注目エリアとなっている。治安も良くなって夜間でも女性が歩けるエリアになってきていて、高そうな犬を散歩している地元住民の姿をよく見かける。

治安が悪かった昔には町中落書きだらけで、市にも浄化する予算がなくて放置されていた壁画は一種のアートとして昇華され、ビル、壁、フリーウェイの中央分離帯、陸橋などあらゆるところで見ることができる。

今では一大プロジェクトとして、予算を組んで取り組む団体などもあって、ロサンゼルスのひとつの文化として認知されるまでにいたっている。アーティストたちにとっても、巨大なキャンバスに自身の作品を残せるということで、腕がなるところ。待ち行く人々もユニークで楽しげなアートを楽しんでいる。

アーツ ディストリクトはテレビドラマや映画などにも度々登場し、新聞、ラジオなどのメディアでも報道の対象となっている。これからもさまざまな都市計画が実行されてくる予定になっていて、今後の発展が楽しみなエリア。


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