ハースト キャッスル

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考えられる贅の限りを尽くした大豪邸。イエロージャーナリズムによってアメリカの新聞王になったウィリアム ハースト邸。現在はカリフォルニア州の所有で、歴史的建造物として一般公開されている。

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ハースト キャッスルの情報

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ハースト キャッスル ビジター センター

ロサンゼルスとサンフランシスコの真ん中あたりにあるハースト家の豪邸。この豪邸があるサン シメオンという街はいまだに自然が残る風光明媚なところ。

ロサンゼルスから約250マイル(約400キロ)ほど離れていて、片道4~5時間程度のドライブ。ロサンゼルスからはフリーウェイ101をひたすら北上し、途中海沿いの1番フリーウェイに入る。

5番フリーウェイから46番フリーウェイに入る内陸路もあって距離的には近いのだが、46番は片道一車線の山越えになるため運転がややきつい。

途中ベンチュラ、サンタバーバラソルバング、サンタマリア、サン ルイス オビスポなどの街を通過する。日帰りでも行けなくはないが、できれば最低一泊程度しながら、途中の街の見どころを巡りつつカリフォルニアを満喫したいところ。

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ビジター センター 内部

この豪邸は1919年から1947年までの28年間をかけて建造された。

あまりにも巨大で瀟洒な建物なので、一般にはハースト キャッスルとして知られている。お城の主はウィリアム ハースト。1900年前後にイエロー ジャーナリズムによって大成功した超大金持ち。

イエロー ジャーナリズムとは、今風に言えばワイドショー的、週刊誌報道的なジャーナリズムで、事実を正確に伝えるというよりも脚色が強く、確実性に乏しい情報を盛り込んだりした、ちょっと偏りがみられる報道分野。大衆受けは抜群に良かった。

お父さんは、西部ゴールドラッシュ時代の後半に銀の鉱脈を発見して一発あてた人物。サン シメオンの広大な土地を所有した。

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キャッスルへ向かうバス停

お城はウィリアムがお父さんから相続した土地の山の頂上にある。太平洋が一望できる眺めが素晴らしい場所。

この周辺は朝夕に濃霧が発生する地域で、山のふもとのビジターセンターは霧で包まれることもある。お城は霧の上にあって、朝方は眼下に雲海を眺められる絶景となる。

まずは、ビジターセンターに広大な駐車場があるので、そこに車を停める。ここから専用のバスに乗り換える。およそ15分ほどバスで山を登ってお城に到着する。

お城には115もの部屋があって、一度に全部は見きれないので、3つのプランが用意されている。それぞれ1時間程度のウォーキング ツアーとなっている。ガイドさんと一緒でないとお城内部は入ることができない。

有名な部屋を中心に巡るグランドルームプラン、2階フロアのプラン、コテージやキッチンのプランの3つ。時間をずらして複数のプランを申し込む人も多い。期間限定ではあるが、夕方から夜にかけてライトアップされるお城を巡るプランもある。

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キャッスルの中心カーサ グランデ

ウィリアムは幼少のころ、母と一緒にヨーロッパ一周旅行に行ったことがあって、そこで見た様々な歴史的な建築や美術品などに大きな興味を持っていた。

後年は豊富な資金をもとに、ヨーロッパの美術品を大量に買い集めている。敷地内あらゆるところに価値がある彫刻が置かれていて、花で飾られている。一つ一つが写真映えする逸品ばかり。

お城の中心はカーサ グランデと呼ばれる大きな建物。外壁、内部とも贅の限りを尽くした巨大な建物で、はるか数キロ先からでも見える。

ヨーロッパの建築様式の3つの贅沢なゲストハウス、ローマスタイルの豪華な屋内プールと屋外プールなどがあって、シロクマや虎、アルパカなどの珍しい動物を集めた動物園まであった。これらの動物は後に各地の動物園に寄贈されることになる。

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修理中のネプチューン プール

お城の見どころの一つネプチューン プールがお城正面にある。山の上に豊富な水をたたえた贅沢すぎるプールだが、老朽化のため水漏れが激しくなり、現在は修理中。2016年初めから約1年の予定で修理作業が行われている。

水が入っていなくてもすごさは分かるが、できれば満々と水をたたえた姿を見たいところ。ホームページなどで修理完了のお知らせがされる予定。

ツアーではお城の外観を一通り見た後で、いよいよお城の中に入ることになる。中央のドアは現在使われていないので、側面の通用口から入る。

建物内部は、いかにも重厚なつくりの博物館といった印象で、とても個人の邸宅として使用されていたとは思えない呆れるほど豪華な内装。

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アセンブリ ルーム

初めてハーストキャッスルを訪れる人におすすめなのが、アセンブリ ルームを巡るグランドルームツアー。

アセンブリ ルームは、ハースト氏が招いたお客様と談笑するするためのソーシャルな部屋で、夜な夜な有名人やその家族などを招いて豪華なパーティーが開催されていた。

立派なソファーなど重厚な家具調度品がしつらえられていて、各界のレディース & ジェントルマンの社交場として重要な役割を果たしたといわれている。ハリウッドからはチャップリンなど親しい映画関係者、あるいは政財界の大物や有名人なども招かれたという。

ツアーではそのほか、ハリーポッターなどの映画の中でしか見たことのないような長いテーブルを備えたダイニングルーム(Refectory)や、ビリヤードルーム、ほぼ普通の映画館と同じサイズのホームシアターなどを見て解散となる。その後自由にお城の外を散策できる。帰りのバスに乗る前に飛び込み台まで備えたローマ式の室内プールを見ることができる。

華やかな暮らしはハースト氏が病床に伏せることになる1947年まで続けられた。その後、ハースト氏はビバリーヒルズで闘病生活を送り4年後の1951年に永眠している。

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ローマン プール

お城はハースト氏が亡くなったあとの1957年にカリフォルニア州に寄贈された。ハースト氏の遺言だったといわれている。現在では州が所有・管理していて、歴史的建造物として一般公開されている。

ハースト氏の半生やハーストキャッスルができる課程を記録した動画が、ビジターセンターの映画館で上映されている。ところどころ出てくる白黒のムービーで当時の生活の豪華さを見ることができる。

ちょうどこのころ日本では戦中から戦後の時期にあたり、焼け野原から何とか国を立て直そうと必死にもがいていた時。あまりの隔世の感に愕然とするところ。

チケットはホームページから希望の日時を指定して購入する。送られてくるEメールに予約番号が書かれているので、ビジターセンターにもっていくとチケットと交換してくれる。チケットは映画館の入場券と、バスの乗車券がセットになっている。


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サン シメオン周辺の地図

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