ジェット推進研究所 オープン ハウス

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NASAの研究機関が年一回一般公開される。広いキャンパスの19か所で探査機の展示や短編映画の上映が行われる。実際の研究機関の施設内を見学できる貴重な体験。写真はニュースでもよく見るミッションコントロールセンター。

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ジェット推進研究所 オープン ハウスの情報

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マーズ エクスプロレーション ローバー

宇宙開発の現場を見学できる!年に一回2日間だけの一般公開。

JPL(ジェット推進研究所)は宇宙開発を行うNASAの機関。パサディナ市にある。もともとは、1936年に始まったカリフォルニア工科大学(Cal Tech)の研究室だった。

当初ロケット研究を行っていたが、1958年からNASAの宇宙開発計画や宇宙探査計画の技術開発に協力するようになった。現在ではNASAの機関として、宇宙船や惑星探査機の設計など技術面を担当している。

JPLで働くスタッフは世界から集まってくる最高レベルの人材で、就職するのは至難の業。大学の教授レベルの実力をもってしても、なかなか就職できない。

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障害物を乗り越えて走行するソジャーナ ローバー

JPLの母体となっているカリフォルニア工科大学は同じパサディナにある。

東のマサチューセッツ工科大学(MIT)、西のカリフォルニア工科大学(Cal Tech)と並び評されるほどの超一流大学。世界の大学ランキングでもハーバード大学と常にトップ争いをしている。

少数精鋭の大学として知られていて学部生900人程度、大学院生1300人程度。世界で最高クラスの学生しか入学できず、日本からの留学生はほどんどいないこともあって、日本ではあまり有名ではない。

この大学で、宇宙工学を研究している学生は、将来JPLやNASAで研究院として活躍する人も多い。

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木星探査機ジュノー(Juno)

JPLは非常に高い技術力を持っていることで知られている。

数々の宇宙開発計画に携わり、月の着陸船から始まって、火星探査機、外惑星探査の機材を開発するなど輝かしい実績を残している。

外惑星探査のパイオニア、ボイジャー、火星探査機マーズ エクスプロレーション ローバー、土星探査機カッシーニもこの研究所で開発された。

2003年と2004年に打ち上げられた火星探査機マーズ エクスプロレーション ローバーは、それぞれスピリット (MER-A) とオポチュニティ (MER-B)。日本でもニュースなどで度々紹介されていたので、ご記憶の方も多いところ。

スピリットは2010年緩い砂地に車輪が砂に取られ、身動きができなくなったため、現在は静止観測中。オポチュニティは耐用年数の10年を超えた今でも火星の地表を走り続けている。JPLのホームページで活動状況がわかる。

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大小さまざまな講演を聞ける

そのほか、2011年に打ち上げられた木星探査機Junoは現在木星に向かって航行中。来月2016年7月4日木星到着して極軌道に入る予定。

ソーラーパネルで駆動する探査機としては、地球から最も遠くまで行っていることになり、成功すれば大きなニュースになる。

その後、木星を33周したあと任務を終え、2017年10月に土星に突入し燃え尽きる予定。

実際に開発に携わったスタッフがあちらこちらに配置されていて、直接話を聞くことができる。

大人たちに交じって、宇宙開発に興味のある少年・少女が熱心に話を聞いていた。将来、この中からJPLやNASAで活躍する人も出てくるかもしれない。実際、ここで現在働いているスタッフたちは、子供のころに純粋に宇宙にあこがれていて、このオープンハウスに来ていた人もいる。

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部品工場

JPLが最も得意とする探査機開発を支えている部品工場(Spacecraft Fabrication Facility)も公開されていた。最新鋭の掘削危機がずらっと並んでいて、デモも行われていた。

その中で、多額の税金を投入して設置された高額な機械を使ってWelcome JPL NASA Open Houseという看板を作っていたりする。もちろん看板くらいであれば、このような最高級の機械を使う必要は全くないところ。

宇宙探査機にレゴの人形を乗せて飛ばしてしまうなど、国家予算を投じた真剣な仕事であればあるほど、ちょっとしたウィットは効いてくる。このあたり、超優秀な人であっても、楽しさを追求することを忘れていないアメリカ人らしいところ。

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宇宙船組み立てクリーンルーム

全身白い防護服で身を包んだ科学者が、アルミホイルのようなもので包まれた宇宙船を組み立てている姿をニュースやテレビで見たことがある方もいるかと思う。

これは、巨大なクリーンルームで行われている探査機組み立て作業。そのクリーンルームも見学できる。中には入れないのだが、二階の窓越しから中を見ることができる。

当日は、一般公開用に太陽パネルや木星探査機Junoの試作機などが展示され、スタッフの人が施設の解説をしてくれる。

いくつもある展示の中でも最も人気の高いものの一つ。一目見ようと長い行列ができる。

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広いキャンパス。フードコーナー付近。

広大なキャンパスのなかに展示スペースは点在しているので、全部見て歩こうとすると結構な距離を歩くことになる。歩きやすい服装でいこう。

入場料、駐車場は無料だが、ホームページでの事前予約が必要。年に一回のオープンハウスということで、子供から大人まで楽しみにしている人が多いため、すぐに予約が埋まってしまう。当日来場者で混み合わないように、時間指定がされている。

重要施設なので、セキュリティーもかなり厳しい。事前に印刷した予約チケットと、運転免許所などの身分証明書(日本人の場合パスポートなど)を持参する。入場前にはバッグの中身を念入りにチェックされる。最小の荷物で入場しよう。

入場時にエコバッグと地図をもらえる。各展示スペースではステッカーなどももらえる。屋外でかなり暑くなる時があったり、待ち時間が長かったりすることある。水分補給と日差し対策を忘れずに。


NASA Jet Propulsion Laboratory Youtube Channel


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パサディナ周辺の地図

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One thought on “ジェット推進研究所 オープン ハウス

  1. Pingback: NASAが宇宙船を布で作る!?見た目しょぼいが中身はやばかったw

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