ウィルソン山 天文台

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アメリカ西部にできた最初の天文台。ハッブル望遠鏡でおなじみのエドウィン ハッブル氏が数々の重要な発見をした天文台。アルベルト アインシュタインも訪れたことがある。

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ウィルソン山 天文台の情報

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山の頂上にあるアンテナ塔

日本人にも人気のパサディナ市からも近いウィルソン山に天文学者ジョージ ヘール氏が1904年に作ったアメリカ西海岸最初の天文台。

ウィルソン山は北アメリカの中では最も大気が安定した場所の一つで、天体観測を行なうのに理想的な環境だと言われている。ヘール氏はここで太陽の黒点に磁場があるという重大な発見をしている。

1908年に口径60インチ(152cm)のヘール望遠鏡、1917年には100インチ(254cm)のフッカー望遠鏡がつくられた。当時最大級の反射望遠鏡で塔望遠鏡がそなえられ、60インチ赤外線望遠鏡も設置されている。

資金的な援助はカーネギー ホールで有名なカーネギー協会、資産家で慈善家のジョン フッカー氏から受けた。

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唯一の売店コズミックカフェ

フッカー望遠鏡ではハッブル望遠鏡でおなじみのエドウィン ハッブル氏が重要な発見を行ったことでも知られている。

太陽系が銀河系の端の方にあること、銀河系の外にたくさんの同じような銀河があること、遠方の銀河は太陽系から遠ざかっていること、などが分かった。

これは、宇宙が膨張していること、宇宙がビッグバンから始まったということが観測的に分かったということ。

この研究結果を確認しようと、あっかんベーの写真でおなじみの理論物理学者のアルベルト アインシュタインもここに来ている。

また、有名どころでは大西洋単独無着陸飛行と北太平洋横断飛行も成功したチャールズ リンドバーグ氏もここを訪れている。

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ガイド付きツアーの様子

現在ではこれら二つの反射望遠鏡は日常的な観測には使われなくなったが、100インチのフッカー望遠鏡は、学校などに一晩約900ドル程度でレンタルしているとのこと。

星空に興味を持ち始めた少年少女たちにとって、この望遠鏡で夜空を眺められる、またとない機会となっている。お泊り会も含めてひと月に数回使われているとのこと。

ロサンゼルスの人口の増加によって宇宙観測を行う能力は限られてきているが、今でも多くの科学研究成果を挙げている。

現在でも、太陽観測用の望遠鏡を使って太陽観測が行われている。UCLAUSCによって運営されている。

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星空好きにはたまらない展示の数々

毎年4月上旬から11月下旬の土、日曜日の午後1時から、天文台のガイド付きツアーが行われている。約2時間ほどのがっつりとしたツアーで料金は一人10ドル。

この天文台唯一の売店コズミックカフェで申し込みができる。料金を支払うと丸いシールをくれるので、胸などに貼っておく。

ガイドはこの天文台の職員や元職員などが行っている。ほとんどがボランティア。かなり詳しい天文台の歴史やこぼれ話を聞くことができる。(英語)

お客さんの中にはかなりのアマチュア天文マニアもいて、ガイドさんなみの知識を披露してくれる人もいる。

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太陽観測用の望遠鏡

ウィルソン山天文台は標高1742mのウィルソン山頂にあって、麓と気候が異なる。夏でもひんやりしている。

冬には雪が積もることもある。そのため、入山に規制がかかることもあって、冬季に訪れる人は少ない。コズミックカフェも12月~3月まではお休み。夏でも天文台は午前10時~午後5時までのオープンとなっている。

ガイドツアーに参加した人だけが望遠鏡の建物内に入ることができる。参加しなくても建物の周囲は見学できる。セルフガイド用のチラシはこちら。

天文を志す人であれば、この天文台を知らない人はいないほど有名なところ。是非一度は訪れてみたい。今でも観測が続けられている天文台なので、いわゆる観光スポットというわけではない。ロサンゼルスの夜景などを楽しみたい方は、グリフィス天文台の方が観光客向けの施設が充実している。

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100インチ天体望遠鏡外観

この天文台までは急で曲がりくねった山道を車で登る必要がある。地図のダウンロードはこちら。フリーウェイ210番のエンジェルス クレスト ハイウェイ出口から入っていくのが一般的。ここから天文台まで約40分ほど。

ウィルソン山はエンジェルス ナショナル公園の中にあって、入山するためには駐車証を兼ねた許可証を購入する必要がある。一日券は5ドル。アドベンチャー パス(ADVENTURE PASS)という。

いくつかの場所で購入できる。
● エンジェルス クレスト ハイウェイ出口のすぐ南側にあるシェルのガソリンスタンド(年中無休)
● 山道途中にあるレンジャー ステーション(クリア クリーク インフォメーション センター)(不定期オープン)
● コズミックカフェ(4月上旬から11月下旬の土、日曜日、午前10時から午後5時オープン)

かなり険しい山道で朝夕は路面が凍結するときもある。また、日が落ちて道が見えにくくなると危険なので、明るいうちに行動する。


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ウィルソン山周辺の地図

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